2018年より淡路島の五色町へ家族で移住し、小さな生活圏での百姓になりたい。

初めての田んぼ

今日、産まれて初めての田んぼに入った。

 

想像と現実は、ほぼ同じだった。

足元で、おたまじゃくしが泳ぎ、小さな稲を踏まない様に一歩一歩進む。

こうして流した汗が秋には実り、お米となって満腹にさせてくれる。

ほぼの違いは、泥濘んだ田んぼでも、脚が自由に動いてくれた。

良い長靴を探し求めた結果は後日。

 

花岡農恵園での修行が2ヶ月過ぎた。

 

まだ、自分が農家になる決意はできてない、が、

農業の本ばかり毎週5冊は図書館で借りてる。

好奇心と意欲はあるので、身体が辛くとも前に進む、心がおる。

身体が資本の仕事やぁ。。

 

花岡農恵園のお米は、去年までアイガモ農法だったが、

今年から自然農法へステップした。

試行錯誤でDIYしたチェーン除草機具を使い、一歩一歩進み、ふと振り返りながら試し歩き。

次に改良せねばならぬ事、ちょっと手を抜いた事で新しい発見があったり。

あーだこーだ。

 

今、こんな面白い現場に立てれた事が、ほんまにうれしい。

しかも給料をいただきながら。

 

7月初旬。

ワシが京都で作った会社の初めての決算を終えた。

想像と現実は違った。いっぱい考えたけど。

現実は、ワシの理想を許してくれない。

税理士さんは、社会性のないワシに道しるべ。

それでも。

ワシは笑ってて欲しい。

お客さんとスタッフに。

今の今を。

田舎で泥にまみれて嬉しい笑みが、湧きだすワシのように。

 

 

田んぼが教えてくれた、贈り言葉。

 

りょーた。