2018年より淡路島の五色町へ家族で移住し、小さな生活圏での百姓になりたい。

農家になる事 

美味しいと安心、そして地球の恩恵を実感したい。

そんな想いで農家になりました。


半農半Xの農。

 

四季の変わり目は全ての生物が体の中で変化をしています。新しい季節に待ち望んだ季節の食べ物を食べた時の小さな感動。

順応と調和です。

新鮮なものと乾したものを好んで食べて生きてきました。

ビーガンではないですが菜食主義をしています。


新鮮なものを体に染み込ませる事に喜びを感じ、乾物は旨みを凝縮出来る事、季節を少しずらして食べる事ができるので食を豊かにしてくれます。乾物は知恵の結晶です。先人たちに感謝しつつ、慌ててクール宅急便に詰め込まなくても手塩にかけたたまゆら自然栽培園のお野菜たちを全国にお届けする事ができるので乾物に力を注いでいくことに決めました。


衣食住に携わって生きていきたい。生活に関わる100の事をできるようになるお百姓さんになるんだ〜と心に決めた20数年前。


衣をぼちぼちやりながら食に本気で取り組み宿屋の建設も始まりました。


水、土、風、虫、雲、太陽、と支えてくれる皆さまと家族の力を借りて栽培しているたまゆら自然栽培園。


不耕起の自然農の畑と一年に数回入れるトラクター使用の自然栽培の畑から何かを見出し何かをつなぐことができるようになれるよう歩いていきます。

 

調理の楽しさ 食の自由 毎日の食卓に。手の届く価格でそっと寄り添う縁の下の力持ちになれたら幸いです。


20年は農家したい!ってことはあと小麦は20回しか作れない。

有限の刻、本気で取り組みます。 

 


※栽培の事

たまゆらは環境問題にも取り組み、なるべく産業廃棄物を出さないように、ビニール資材のマルチなどを使わず、季節のものを季節に出していくために生い茂る草の力と畑に落葉してくる山の木々、耕起をしすぎない土の力で育てています。

惜しみなく手作業をする事で植物をよく観察することができるので美味しい瞬間を逃さない私であり続けたいです。


代々受け継がれてきた命の強い在来種や固定種野菜、スペルト小麦、薬草やハーブなどを育てています。極力自家採種しています。動物性堆肥不使用です。淡路島は温暖な気候で海から運ばれるミネラルが豊富な土壌で植物はすくすく育ちます。


自家採種は不安定とは言いますが、無限の個性だと日々感じています。お花もお野菜もどれも皆必死で子孫を残していきます。子孫繁栄選抜を楽しみながら個体をよく見て力強く育てて行きたいです。