∵衣∵ 着物洗い張りで前掛け作り
粘土質の土を毎日歩く。
晴れの日はカタカタ。雨の日はグチョグチョ。雨の次の日はドロドロ。
意気込みの割に全身カッパで覆うほどの気概と根性は持ち合わせてないので汚れてもいいように前掛けを作ることにした。台所兼着物の水よけに作ってる用のやつでわなく外用ね。
だから今回はうちにはあまり存在しない化繊の布を探した所ありました。裾さばきがあまり良くなくて着心地の良くない長襦袢が。おみゃーさんは着物の仲間からレギュラー落ちするけど、畑部門でレギュラー入り。
しっかり輝いてもらいますぞ。
今使ってる外用の前掛けは4つ横に並ばせてみたポッケで、前掛け長さは膝下。ポッケには薬用リップやら電話やらを別に収納。茶色で笹柄。渋い。にて今回のは着物の古典柄ウロコ模様でご機嫌風を目指す事にします。
余暇にチクチク解いておいた鱗じゅばん。出番ですよ。
着なくなった浴衣をよく解いて前掛けや割烹着にしてるので今回も適当に。
○紐作りから。
もちろん解いた襟。半分の長さにして2本の紐に。
半分に割って中表にして縫う。片方だけ袋とじしてあとは定規とかお箸とかで布に穴開けないようにひっくり返す。
○ポッケ。
電話と外してなくさないようにしたい軍手いれ。やっぱ 2つあれば事足りそやね。。
前掛けの部分きったら、表布に先に縫い付けとく。(ぬのが弱くて裏地に縫い目がでても良いなら
ここで縫わず最後でも良いね。今回は先に。)
○前掛け部分。
前身頃後ろ身頃は切り込みが入ってる肩山の所で切って分けておいて
想像してみる。。襦袢だから着物ほど長くはないけどそこそこあるね。
37センチ幅の反物。
腰から膝下分の長さ×4。表2枚裏2枚。
模様に向きがあるならきをつけながら、
二枚横にかさねて、ダダっと真ん中縫う。適当にやっても、横幅72センチくらいになるね。。さすが反物。
表も裏も。
したら次はまち針使おか。
前掛け表と裏を中表に。
襟で作った紐を腰の良さげなところにはめて、まち針。
袋とじしてないほうを中にかくすように。
上から下まで程よくまち針。。ミシン。
裾行かないで、反対側も上から下まで。まち針。ミシン。
裾は調整しながら。
ひっくり返すとこ、布の素材にもよるけど、5〜10センチ残して縫う。
手入れて反対に返す。
布が落ち着くように表側から四角く調整するようにぐるっとひとまわり。
手順はこれで大丈夫かと何度かイメトレ。
布まだ残ってる。。ふふふ。
アームカバーも出来そう。
私の必需品。
軍手と野良着の袖の間のこんなに狭いところにいつも虫がパクパクきて私を泣かすの。何故かいつも家族や友人の中で私だけ虫に食べられてしまうのです。なんでやろ。ぐすん。
私を励ましてくれる布。生まれ変わる時が来ますた。
長い距離の運針はしたいとこだけど、襦袢なだけあって滑りすぎるから運針断念。
引越し後初シンガーミシンご指名。
いけ。シンガー。
さくさく進む。
手縫いじゃないから気をつける事も少なくがーーー。あまり早いと音が大きくて心がざわつくからゆっくりがーーー。がーーー。。がーーー。すること1時間半。
気だるい昼下がりのほんの少しの布遊び。出来上がり。
適当だけど反物は横幅の処理がないから手間いらず。
適当だから適当な仕上がり☆まいっか。
少し派手…。
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明日からの私の新しいお供。
一緒にいこー。
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