2018年より淡路島の五色町へ家族で移住し、小さな生活圏での百姓になりたい。

東へ。西へ。

東に行って来た

 

最近は引っ越しとは言わず移住というらしい。

子供とバックパック持って2週間の自由時間。

りょーちゃんと富士山で待ち合わせ。

 

淡路島に移住した事を客観的に感じたい。

 

いざ!

4時間半でナツカシキフルサト

 

母の住む街。

生まれ育った町。

幼友達。

会話が楽しすぎる学生時代の友人達。。

冷たい雪解け水。

空気、音、東の植物達。

椿の季節。

電車わくわく。


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暗くなって外歩いても猪に会わない。

あとは消費、消費、消費。。。

人、建物、車

てくてく

てきぱきてきぱき。

ぐふう。

みんな忙しい。

山が恋しい。

 

関東の山山は10代最後らへんの時間を使って、

随分歩いた。

頂上目指すわけでもない山歩き。

麓で焚き火とか。

川遊びとか。

上流行ってマーキングとか。

原生林で野宿とか。

眺め歩いた植林も懐かしい。

 

そして子供に富士山をみせに電車でゴー。

在来線でのんびりがたんごとん。

毎年使ってた御殿場線で御殿場へ。

 

 

 

蒼く澄み渡った空に雪化粧の富士山。

地元の人でさえ一年に数回観れるかどうかの日和ですって。

 

りょーちゃんと8合目の山小屋でバイトしてた頃を思う。

下山して現金手にして

お金なくなるまで異国で暮らすという

非国民な日々

 

あまりの美しさ、ただそこに富士の山が

いてくれるだけで必然的に観光客が集まる。

富士近郊も宿屋の主りょーちゃんの移住候補地だったそうな。

 

息が凍るーと始めての感覚にはしゃぐ子供達。

数日貸して頂いた一軒家。

そう関東の曇りガラスは無地。

関西の曇りガラスは模様がいっぱい。

同じ6畳でも京間は広い。

 

電車の風景に田園風景が少ない。

散歩していても家庭菜園も少ない。

そう。富士山は火山灰の為作物が育たない事との事。

場所にもよろうが衝撃な事実を心にしまい

麗しの富士を去り南アルプスを後にした。

 

奈良や京都ではあまり成功しなかった

作物も淡路島では豊作。

夏はぶらっと毎日海に行き、

大きな空があって大地に立つ家。

移住前怖かった沼も今は沼を買いたい。

(水確保)

色々よね。

淡路島にはもみじが少ない。

温暖な瀬戸内気候により紅葉がぼんやり。

夏、ビーサンで原っぱ歩くとかもってのほか。

冬以外はずっとまむし怖いと思う日々。

花粉の少ない島暮らしは

りょーちゃんの寝たきりも随分良くなったそうな。

 

どこに住んでも一長一短。

飛行機から地上の山脈を目にすると

私には大地の背骨に見える。

 

もう人生は半分過ぎてる。

想い、用事、好奇心などが揃わないと

家族移動はめっちゃしんどい行事です。

だから二度同じ場所にはなかなか行けない。

 

富士山は見納めになるだろうか。

さきはわからずとも

地図を頼りに鼻をきかせて移動して。

子供にも地図を見せて。

 

りょーちゃん決死の連続運転中

助手席でお菓子片手に

ベトナム行こうか、沖縄行っちゃおか、

ルーマニアラオス、etc。。。

諏訪湖を仰いで、近江抜け、

関ヶ原を抜けると西の空が広がった。

伊吹山に安堵と情熱を覚える。

東で食べたうどんの汁の黒さにぎょっとした私は

西に住んで15年経った事を思わせた。

 

さあ。

畑に帰ろう。

帰って生産者になろう。

お土産は大好物の信玄餅

 

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