ヤギのあおなの去勢と除角
ただただご縁待ちのヤギ暮らし。
一緒に暮らしたい気持ちだけで、ノー知識ノープラン。ご縁あってうちに連れ帰る事が叶い、反芻動物ということもあり、毒草のことや好みの住処や習性など一般的なヤギ勉強をした。雄ヤギとはそれはそれは、野性味溢れる臭気を発するそうな。そして日に日に育っていく凶器となり得る角。全く予想外の初めてのことだらけの生物。寂しンボで離れるとずっと呼んでくる。ので結局放っておけず一緒に過ごす。頭突きやすりすり、膝枕などのメロメロ日常生活を送る。リードを離してみても私のそばからあまり離れない。綺麗好きなのでうんこ食べちゃった!みたいな事が絶対ない動物。
一般的なヤギの去勢と除角のあーだこーだをりょーちゃんが宿屋の主人目線で危惧している頃、娘に聞かれた。
キョセイッテ何。
そろそろ生まれて5ヶ月くらいなのだろうか。
何をしても可愛い。すぐ泣くと噂のこの子はうちに来ても離れるとずっと泣く。
食べながら横目にチラリと泣くときもある。
そばに行くとおでこをぐりぐりしてきてピタッと寄り添い毎日毎日伸びてくる角の周りを掻くと気持ちよさそうに
体を擦り寄せてくる。この月齢の生物は無条件でただただ愛おしい。赤子に対するこちらの声色も変わり様と可愛がる私を見て
娘も息子も声色を変えてあおなを可愛がっている様子。声色を変える心持ちはまだ持ち合わせていないので子供達の声色は変な感じ。
2歳の雌山羊フランネルに年功序列を叩き込まれているようでそばにいくと鼻で追いやられすぐ逃げ出しているけれども、気付くと群れて座っている。去勢しなければ男臭お覚悟!が大体の世論だけれども一緒に暮らしてみたら嗅いでみたい。と。あおなの本気の男臭を嗅いでみたい。と。密かに思っている。
去勢てね。あおなの体を子供産めない体にして家族を作れず、生涯一匹のヤギにする事だよ。って言語化したらもう冷めた。本の中の世界と私の世界の違い。あおなの去勢の話はもうやめた。そして除角。獣医さんに聞いてみると生後1週間位で焼鏝か何かで潰すそうな。。もう3ヶ月すると出来ないとの話だった。宿屋の主人目線のりょーちゃんは水牛のう角だって鋸で切るんだからイケるやろ的な発言。野犬に吠えられてショック死でこの世を去るヤギもいる気弱な生物の頭をゴリゴリするのか。。。。!想像するだけで恐ろしいのでやはり除角も却下。できればフランネルと青菜が結婚してくれたらなーと思いつつ、小さなトカラ男子が、大きなザーネン系統の大きなフランネルにアタックする日を夢見て頭突きで張り倒されても、どつき回されても応援する日を楽しんでいる今日この頃。あおながうちに来た時から3ヶ月と10日の角の成長を記録に収めておく。
2021、4、30 出会った日
細くて泣いてばかりであまり食べない子と紹介された。
2021、5、2
ツノが頭部にぽこりと。
子ヤギの側には島の年配の人があおなを連れて帰ろうとしている。獣医さんが私達がが迎えにくるかもしれないからと留めておいてくれた。連れ帰る決断☆
てくてく。
車に乗り込む☆
初日はお部屋。
我らの蚊帳の隣に。
よちよち。
にょきりとはえてきている。
移動式の小屋も完成
クローバー集め。
とんがってきている。
伸びてきている
立派に。。。
親しくなってきて接近も増えてきた。
愛おしい。
鼻の穴アングル
この頃は赤ちゃん抱っこもしている。
まだいっかげつと半分でこの伸び具合。
最近お気に入りの鼻の穴アングル
1ヶ月ほど全く絡みのなかったあおなとふらんねる。
頭突きの戯れあいをするようになってきた。
いけ。あおな。うちのネルちゃんのハートを射止めるのだ☆
仲良し。
6月も中旬
あおなの角の成長。
最近は抱っこするとツノが鎖骨に刺さってくる。。
獣医さんとこいた時のあおなを知ってる人が食べないあおなを心配してみにきてくれた。
か細いあおなはどこへやら。
ぽっちゃりブクブクのあおなを見て安心してくれた。
最近はこんな表情も見せてくれる。
どんな角になるのかな。
どんな男の子になってどんな父親になるのかな。
日常に彩りを添えてくれる淡路日常。
ヤギが好きだ。