2018年より淡路島の五色町へ家族で移住し、小さな生活圏での百姓になりたい。

大きな木がほしい

 

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新緑萌える5月に7歳を迎えた息子と家族と木を見に行った。

楓縛りしながら散策。

日本の5月がとても好きだと毎年実感。

 

常緑かえで
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コウチハカエデ
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ショウジョウノムラモミジ
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ハウチワカエデ
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ヤマモミジ
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登山道を歩いている訳ではなくここは植木屋さん。

 

関東と関西、奈良と京都、そして淡路島の木はもちろんだけど全く生息している植物が違う。

こと淡路島に関しては亜熱帯のように常緑が多く秋の紅葉はおろか関東で見てきた移ろいゆく花々が少ない。

なので木のプロにお話を聞きながら歩き回ること半日。

 

お庭に真っ赤な紅葉が秋に映えたらなんと美しいことか!

 

問うてみたところ淡路の日光で紅葉は大体葉焼けするのだとか。。。

 

一本だち、株立の木のこと。

百日紅の美しさ、ハナミズキの現状(病気が蔓延しているのだとか、、)

ヤギファースト的には紫陽花、ツツジ、藤の花は毒だし桜は大好物。

枇杷や柿の木はきっと木の皮まで齧られてあっといまに枯れてしまう。。

 

月桂樹、マテバシイ、気になる木いっぱい。

コナラは亮太アレルギー、ハゼ科は娘が被れる。。

ううむ。

 

東京にいたらきっと叶わなかった庭に木を植える妄想が現実目の前にきた。

選択の時は今。。

そしてどうやら話し合いながらも決定権が多めにある様子。

 

未来の木の高さを測る術を知らないので歩き回りながら大体の高さを聞くことが出来た。

 

進撃の巨人で出てくる5メートル級とか10メートル級、果てやベルトルトの超大型巨人って。。。?

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手前左が5メートル、右の葉の少ないのが7メートルくらいそして奥の大木は15メートル以上、あの高さになると

植木屋さんもだいたいとしか言えないそうな。

頭の中に進撃の巨人の歌が脳内で鳴り響き立体機動装置で飛び回り私の心も飛び回ってしまう漫画脳。。

現実に戻らなければ。。

 

私がこの世を他界して、娘や息子が老人になった時にどのようになりなりているのか。

 

最近スズメバチが集まる(蜜があるからカブトムシはいるけれど) 電線にかかってる 建築中の宿にぶつかるなどの理由で

苦渋の決断をし、高所作業車にきてもらいコナラの大木を伐採したばかり。

 

 

大木とは人智を超えたロマンが確実に存在する

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時に身を委ねれば大きな木になる、生命力の高い木

一本立ちではないけれど株立で数10年後には大きな木にきっとなっているであろうケヤキを選んだ。

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昔の人が手を加え巨木にしたという木の下にうちのバモスは駐車していた。

未来はどんな姿になるのだろうか

 

       2021・5・23

 

大きな買い物を終え、息子の誕生日祝いをしに島へ帰る。

今日は一年に二度ある子供のメデタイ誕生日ディナーという名の苦行の1日。

 

なぜかここ数年誕生日は焼肉屋という縛りが我が家に定番化してきた。

 

牛は友達もいっぱいいる 

神様だと崇拝していた時もある

私は菜食主義。最近はとても緩い菜食主義だけれども。。

 

私のできる事と行ったらナムルと日本酒をちびりちびりやりながら

横目で幸せそうな家族3人を眺める事、肉の部位を人間の体の部位に置き換える事。

 

亮太が筋肉から臓器への注文に切り替えようとしている。

命を頂くのなら植物でも野菜でも余すことなく骨の髄までと食育していますが

 

私にできることはもはや最後に一つ。

貧血で倒れる前に

目を見開きエルビン団長と化すのみ!

 

心臓を捧げよー!

 

子供達は皿に置かれた心臓にギョッとしてご馳走様と呟いた。

 

ふっ。まだまだあおい。

おめでとうの1日をここに記して。。