スペルト小麦栽培⑧ 栽培条件と除草と発芽率
愛しいスペルト小麦。
あまりスペルトの味が好きではないという意見も聞きまするが
ぱん捏ねて食べ比べしてみると、風味の違いがダントツの
ような気がします。先日久々にスペルトなしでパン焼いたら
やはり手ごね焼きたてパンは美味しいけどスペルトに慣れてくると
物足りないスペルト味が恋しくなる今日この頃です。
さて我が家の古代小麦は栽培日数160前後から様々なところで出穂しています。
麦の穂の粒が大きくて顔をぷっくり出してくる様を探しに
小麦畑の歩く頻度が格段に増えています。
歩き回って気になるのはやはりアレロパシー少なめ。。。?
ライ麦は足元直径10センチは他の植物が全く寄せ付けていない状態だったけど
スペルトは足元にも様々な植物が混同しています。
三角ホー持って中耕と除草は幾度となくしましたが
アレロパシーの助けがない今5月の草君たちの勢いを横目でチラッと
見てむぬふりができないのが現状です。
ノボロギクにチチコグサ、ナズナに仏の座。これらは足元や畝に
そこかしこ咲いているけど問題視せず、やがて困ったことになるであろう
絡みついて背を高く伸ばしてくるカラスノエンドウは見つけ次第
ひっこ抜いてきました。そして第一弾11月まきしたところは淡路気候の
暖かさもあり11月終わりと12月頭に巻いたところより草の勢いが止まず結構尽力してきました。
来年は12月まきにしようかなー。とか出穂には気温のほかにライ麦とは違い
絶対的な栽培日数が関係してくるなら収穫期に梅雨がくるということで草の勢いが強いけど
10月まきかななんて来年の趣味レーションしつつ、G、Wの作業はなかなか除草に踏み切れなかったアオカモジクサの
草刈りを手間暇かけて鍬片手に挑みます。重い腰を上げてやっと出陣。
4/29の昭和の日は久々の本ぶりの雨。
4/30の畑の谷は排水がまだうまくいってないところもあるので歩けない場所が
あったりジュルくて水が抜けるまで足跡を
つけたくないところもありますが草引きにはもってこいの雨上がり。
行けそうなところから始めていきます。
スズメの槍やスズメの帷子も畝にいますが背丈がそんなに大きくないし区別が
つきやすい。
アオカモジクサは慣れてくるとよくわかるけど初心者の私にはわかりずらかった。
↑アオカモジクサ
↑スペルト小麦
11月6日蒔きの1番手のところは推奨通りの3粒点まきスギナゾーン。
スギナゾーンの発芽率は悪く、畝も低かった為麦の嫌いな湿潤な状態。
スギナの喜びが目に見えてわかります。
そしてアオさん(アオカモジクサ)を手刈りしていくとなんと!
あんまり発芽していなかった様子。。。しょぼん。
小麦畑としては小さいけど始めたばかりの私にはまだ広い2反の小麦畑
スペルト小麦の成長の手助け、稲科の交雑、収穫の際の手際の為など
全て手刈りで栽培していきます。
長い長い畝を中腰でシャカシャカ手早く草を刈っていくと。。。
腰も首も膝も痛くなリマス。あっという間に。
体の姿勢を気をつけて、突進していかず呼吸を乱さず、ヨーガで培ってきた肉体の使い方、
呼吸と大気の調和ー、私と世界の狭間がぼんやりと。。。
お日様の下で風に吹かれて行う単純作業は無心になれる手作業の一つ。
なのでここの畑を借りた3年前、相棒に頂いた相棒。
タイヤボーイに腰を預けて淡路流牛のよだれ的たらたら農法で
長い長い畝を進んでいくのです。
えっちらおっちら蛙やてんとう虫に近い目線で遠くの空を仰ぎつつ進んでいくと
ジュルかった谷も水がうまく抜けているところに差し掛かり
11月6日気持ち高畝条まきゾーンに突入すると
栽培条件が整っていれば小麦本来の力を出しているではないか!
発芽も揃い
スギナゾーンの背丈は5.60センチほど。
条まきアレロパシー発揮ゾーンは背丈100センチほど。
出穂も始まっている。
11月6日条まきゾーンの畝そこそこ均等で小麦の
抜けている箇所が少ないように見え、風に揺られると絵になるような靡きっぷり。
美しい。
初めてよかった。
そして今日はこの美しさを相方と共有したくて
誘ってみました。
呼びかけるとほら、ヤギ顔が出てきます。
平和なゴールデン草刈りウィーク。
収穫は梅雨時期に重なりそうでヒヤヒヤです。
スペルト小麦栽培は続く。
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まだまだ品薄ですが、
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