2018年より淡路島の五色町へ家族で移住し、小さな生活圏での百姓になりたい。

カレースパイス調合発売とインドカレー。。菜食20年を超えて

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最近カレーのスパイスを調合している日が多い。

一日一食毎日カレーを数年。毎週火曜日は断食。

他マイ断食イベントは置いといて、インドの僧侶に調合を教わったり

インドの村の娘っ子とカレー作ったり、帰国して日々カレーを食したり、

野宿に近いキャンプ生活でカレーをさくっと食べてる日が多いいと

結局シンプルなものが飽きがこない。(気がする)

 

菜食主義で空腹に慣れているととにかく鼻が効く。(気がする)

飢餓の状態まで持っていくと五感が冴え渡る的な感覚を味わうことが

できる。(気がする)

もはやこの感覚を手放せないので食事の回数はなるべく減らし、

ギリギリまで食べない生活を心がけたいと常日頃思っている。

 

しかし実際この数年は子育てもありしっかり3食子供にご飯を

食べてもらうこと、腸に疾患がある主人は一度に沢山入れる事ができないため

日に五度の食事をする為お台所に立つ時間は長い。

主人に限っては腸がひどく炎症してしまったら1日5〜10食の小食、流動生活

を自宅でしてもらう事になる。

寝たきりになる為食事くらいが楽しみになるが限られた食材と限られた調味料で

なるべく飽きず根気よく腸と向き合い野生動物のようにただただまるまって

回復を待ってもらうしかないのである。そして好酸球腸炎が暴れだすと

日に30回はトイレに駆け込む悲しく、恐ろしい疾患である。

 

その際のメニューはくたくたに煮たお粥やうどん、そうめん。

ぱぱっとできる蒸しパンがおやつだった。

普段マヨラーな彼が流動食のような食事ではさらに心が弱ってしまう。(気がする)

以前インドカレー屋で女子会なるものを行った時聞いてみたところ

ベジカレーいうものはどうやらコクが足りないらしい。

皆口を揃えて言っていた。野菜が主役だとか本来の味など

とかそういう話ではなくただただ何か欠落しているらしい。

私にはもうその感覚は共有できない。どうやって

丸まって起き上がれない彼を励ます食事を作れないものか

、醤油や塩、だし以外のパンチのある私のできる料理はカレーかな。

 

スパイスの調合である。シンプルにそして優しい。

そもそも玉ねぎと一種類の野菜以外はスパイスと水でできている。

スパイスを一つづつ足したり引いたり。

子供にもレトルトカレーデビューは寂しかったので子供カレーの調合も

始まった。

 

腸を傷つけないようにシードは使わず、刺激物は使わず

本人のその日の調子もみつつ。失敗すると10分後には顕著に

体に現れてトイレに駆け込むので、後日またこんな日が来るかもしれないと

お互い腹を括って実験しながら調子の上がるものを探して行った。

 

さて話は戻って結局シンプル イズ ベストである。

キャンプの時もサクッと用意ができる。

 

たまゆら自然栽培園の販売はマサラセット、さらさらスープカレーセット、子供もスパイスカレーセットの3種を出している。


⚫︎マサラセット

チリが少し入っていて水よりトマトジュースやホール缶、モロヘイヤ、オクラカレーなどとろみを出して食べるなるべく日本人好みのカレーマサラ。

インドではおもてなし用でした。まめを入れたりパニールを入れたり。

⚫︎さらさらスープカレーセット

毎日食べる精進カレー。主役はその日に取れた旬の野菜一つ。玉ねぎ、あればフレッシュトマトとスパイスのみ。クミンシードを効かせてあとは水で煮てさらさらスープ。毎日具を変えるし飽きのこないシンプルで優しい味。日本人のカレーの概念とは違うもの。

⚫︎子供もスパイスカレーセット

大人はスパイスカレーで子供はレトルトなんてありえない。

インドの赤子の離乳食は言わずもがなカレーです。

我が家の子供はレトルト食べる前からスパイスカレーだったのでカレーへの先入観はなし。スパイスと言っても植物からできている。今でこそたまゆら自然栽培園ではスパイスやカレーに使う常備保存野菜など(玉ねぎ、ニンニク他・・・。)など栽培していますが当時は京都で畑を持ち合わせていなかったため、食材やらスパイスやら慎重に選びながら進めました。子供のカレーは大人のスープカレーと内容は一緒だけど配合が違う事、シードやホールスパイスを使わない事で販売しています。そして具材によっては少しの甜菜糖やきび糖を入れることもあります。

サツマイモやカボチャには必要ないですがゴーヤとかピーマンカレーの時などは

和らげてあげるともりもり食べる。ぜひお試しあれ。


何よりキャンプカレーが楽しい。

玉ねぎを飴色になるまで煮るのはどこかの

お店屋さんで食べれば良いのです。

毎日食べるカレーは玉ねぎ投入後4、5分煮ます。これが甘くなる秘訣。インドのお寺の僧侶も町娘もそうしていた。ぱぱっと作って味わって食べる。


子供と野菜をカットしたらフライパン二つ並べ我らも並ぶ。

手順は同じなので自分たちの分を自分たちで作る。

そして色とりどりのスパイスパウダーをスプーンですくっている時のワクワク

した表情。そして出来上がると野菜の旨味を楽しんでいる様子。スパイスよりも野菜の味を引き立てるスパイス。子供もそれに気づくのです。


毎日カレーの勧めは話せばキリがないです。

スパイスは小難しく考える必要はないのです。

慣れ親しむための練習としては一つのスパイスに的を絞り好きな調理法や

あう具材を見つけるのです。一つから二つ。三つから四つ。

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ウコンの花です
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収穫。洗って洗って乾燥します。

旬の生ウコンはマロクて美味。
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染料にしたり。。むふむふ。
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これが我が家のカレー必須お野菜
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収量が安定しないクミンシード
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マスタードシード

などなど。。。
日本の薬味も一緒です。紫蘇やネギやミョウガ、生姜etc・・・。

慣れ親しんだ薬味は考えずに適当に使ってませんか。これ入れたら多分美味しいとか

今日は無性にネギとニンニク生姜を細かく刻んで醤油とごまと胡麻油あえて豆腐に乗っけたい的な。あれと一緒です。

クミンシードの食感が恋しくなったりウコンライスが食べたい。とか一つづつ始めます。

野菜炒めを作る要領でスパイス適当に入れてじゃっじゃと炒めてホットサンドにしよう。とか。

毎回長粒米たいてとか小麦粉こねてチャパティ作ろとかではなく。

とにかくキッチンの出しやすいところに置くのが肝。

我が家は塩と胡椒以外はカレーのスパイスくらいしか使わないので

とにかくレギュラー香辛料は棚の手前に全て並んでいます。


ハーブも同じです。一つづつ何年もかけて好きを生活の一部に変えていく。

メディカルアロマの資格はありますが今は肩書きとかではなく自然に寄り添い

肩の近が抜けて深い呼吸ができる日常がいいですね。


まずはスパイス遊び初めてみてください。


どこに住もうと何をして稼いでいようと体の中に入れるものは自分で選べます。

どうぞ毎日の食卓にいろどりを。。。

 

 

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