2018年より淡路島の五色町へ家族で移住し、小さな生活圏での百姓になりたい。

スペルト小麦栽培⑥ 中耕と初期除草について

スペルト小麦3月初旬の状態。

 

2月中旬

10月に巻いたところを仏の座だらけになっているので

ホーで足元除草。&麦踏してみる。

11.12月の場所は小麦自体は小さいものの草は生えていない様子。

写真

 

3月初旬

10月まきの所はもはや土は見えぬ。

11月と12月に巻いたところはまだ草があまり生えていない。

ふむふむ。

麦はだいぶ大きくなっている。よしよし。

写真

 

現在の麦の大きさはどれもさほど変わりない。

麦はいつ蒔いても収穫期が同じとは聞いていた。

どうやらスペルト小麦もそうらしい。

ライ麦も9月に蒔いたのと2月に蒔いても

収穫期はいっしょだった。

写真

 

ただ一つ。予想外?予定外?

ライ麦の時は足元半径10センチはアレロパシー

出して、ライ麦一列と同時に足元は草ひとつ生えぬ

状態だったけど

スペルト小麦はアレロパシー出してないのかしらん。

足元に仏の座がいっぱい。

白詰草やカラスのエンドウのように絡み付かないし

種子が混じったりする心配もなさそうなので放置した結果

10月まきのスペルトはもうホーでは手を出してもびくともしない。

もしゃもしゃな3月。

11月まきの場所はほんの少しテンテンと

草生え始めな予感。

12月まきの場所は草丈が10月まきと同じくらいに成長

してるし、さらに草がほぼ無し。

 

収穫期に問題なければ今年の秋の種まきは

全て12月まきにしても良いのでは。。

 

自然栽培だから草だらけでも良いとは思っていないのです。

そこそこに管理しないと、作業効率も落ちるし

やらなくていいことが増えていくのです。

草関係は地味に重労働だし。

ちょいちょい出てる時に初期除草していれば。。。

ほんの少しの手間ひとつ。。

ほどほどラインを探しつつ。

 

今年の秋まきは春の収量次第では

全て12月蒔きで良いのでは。。。

と3月中旬スペルト小麦栽培感想でした。

 

まだまだ先はわからず。。。

 

 

 

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 踏み込み温床作りと身土不二

冬場の間収穫しつつ食べ尽くしていく根菜たち。

冬野菜は冷える体に、体を温めてくれる食材。。

 

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仏教的身土不ニとは、そのまま身と土は切り離せぬお考え。

東京都下の寺育ちなので、『教え』と言うことに対して

平な気持ちで心に浸透させる術は持っているので納得。

一方食的身土不二とは、その土地その季節にできた食べ物を

その土地の食べ方で食べる。がお考え。

ざっくばらんだけど。やはり納得。

私も菜食主義を始めた10代後半から様々な

食材で様々な調理を楽しみましたが、結局は身土不二でしょうというところに

行きついています。

沖縄のオリオンビールにしまラッキョウ、インドのサブジ

タイのソムタムやトムヤムクンラオスのカオチー、

ラスベガスの巨大ビーガンバーガーから京都の白味噌雑煮、

東京の実家に帰れば必ず食べたい母の糠漬け。

凝りすぎるところがあるので作れるものは調理法を習得するまでその土地から

あまり離れない癖もあり未だに今まで食べてきた料理を食べますが

やはり淡路野菜が今は一番体にしっくりくるように思う。

だって西風にあたりながらオリオンビール飲んでもさほど晴れやかにならないし

大量に育っている大好物コリアンダーも島のお爺からすると

。。。。カメムシが好きそうやな。。と微妙なコメントだし、

やはり土地土地でのその時の感性と感動はその時だけの

もののように思う。

 

そして日々の薬草や、ハーブを取り扱っているときによく体験する

鼻腔の奥が香りを記憶していて全てを甦らせるあの感覚!

味覚も嗅覚も全てが全ての循環に関係していると思います。

 

などとぼやき、根菜に飽きてくると春の食事や気候、

お花達が恋しくなってくるのです。

そしてふーーーーと過ごしていると

次の季節が巡ってくる。それが日本の四季のように思います。

 

この美しい四季を肌で感じていたい為

日本に住むことに決めました。

春が近づき、菜の花が市場に現れる頃、

外で売っているお野菜も革命を起こしてくる。

そして山菜が出始め、菜花が出始め葉物も種類を増やし

春の訪れとともにうちからも外からも暖かい刺激がやってきます。

 

そして八百屋などではきゅうりやピーマンが!夏野菜なのでは?

トマトまで!

いつの間にやら身土不二地産地消と混同してきて食料自給率

上げる運動に繋ぎ、伝統も良いところを残し改善しつつ

塩分やビタミンなど現代人の体にあったものへと変化してきたように

思いますが、それも納得。

我ら世代とは到底似つかわぬ最近の若者の体型。

1汁3菜で育てたとて、もう時代の流れや遺伝子の変化を感じざるをえない。

 

なのでビニールハウスで季節を全く無視しての栽培はしなくとも

ほんの少し栽培期間を長くするため、

大地の力と微生物の力を借りて

早めの収穫を夢見ルことにしました。

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そして最初に必要なのはマンパワー☆。

 

腐葉土の季節になると鋤簾とレーキと

テミ持って子供と家の周りの山を一周します。

軽トラに腐葉土の小さな山ができたら

軽トラの荷台にコンテナとふるいを持って

ざっくりふりふり。

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ふるいにかけたサラサラの土を土嚢袋に

入れてぽいぽい下に落とす。

これがうちの育苗土。

地味にふりふり。

納屋も牛舎も壊してしまった為うちには今

日陰がありません。微生物がー!と迅速に作業。

お日様の下で何度も繰り返す作業。

 

だけど汗を描く作業でもないので思考は自由。

 

せっかくのお日様の下の作業なので

アールティを熱唱しながら今日は10袋ほど確保。
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さて温床作りは

木枠の温床育苗はりょーちゃんに0から10まで頼まないと

からきしな感じがするので、

ゴボウ収穫してから敷き藁敷いて

寝かせていた畝に穴ほって作ることに!

にゃむ。

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ぺらっとめくるといい状態。
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家のまえにある4つの畝のここにした理由は

踏み込み温床は発酵熱を使います。

去年から失敗なしのカドタ式堆肥作りを思い出しますが、

発酵と腐敗の一線を見誤ると地獄絵図やら猪来襲など

避けたい項目が増えるので玄関から一番離れたこの良い状態に

なってきたゴボウ高畝に決意表明

言い出しっぺも決めたのも私だけど

泣く泣く掘り始めます。

 

穴掘り&ペタペタ作業開始

腐敗が怖いので空気の通り道に

転がっていた竹3本。

長さを切り揃えて

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さらにペタペタ。

 

スコップ作業ペタペタも

経験値が低く、うまく出来ず。。

こうやるんだよ。とペタペタを7さい娘に見せてもらい

スコップもうまく掘れず、あっち行ってのお達し。

 

ぐうぅ。

木枠じゃなくしたのにまさかの戦力外通知。


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7さい娘が上手に作成。
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二人の周りを片付けがてらサポートがてら

ぷらぷらしていたら完成。

 

 

材料

●稲藁 

●落ち葉

●米糠

●水

 

稲藁→うちは未だ良い田んぼが見つからずお米づくりを始めていないので

お友達の自然栽培でお米を作っている小山の商店に出向いて

無農薬の稲藁と籾殻をいただきました。
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遠くに海が見えて山の上からだんだん畑が続いていて

いつきても素敵なところです。

とにかく風がいい。
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家に帰って

 

落ち葉よし。

腐葉土よし。

溜め込んでいる毎日精米の米糠よし。

 

稲藁はなかったら腐葉土や松葉など

でいけるように思います。

少量確保できたら保湿のために一番上に

被せておくでもいけそう。


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稲藁入れて、そこらのバケツに溜まっていた

雨水を十分にかける。
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米糠入れて落ち葉入れて
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を繰り返しすこと3回。フカフカの層が出来ている様子。
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ふむふむ踏む。

あとは乾燥しないように、蒸れすぎないように。

何を使おうか。

我が家は産業廃棄物になる

黒マルチやビニールトンネルを使わない。

残っているものはダイソーにあるトンネル不織布。

これでトンネルを作って様子を見ることにします。

 

沈丁花が咲く頃、ウグイス泣き始め、桃開花など生物の動きからの作付け適期

、最低気温と睨めっこ的な直植えも味わいつつ、

新月だ満月だ!と空を眺めては日々を楽しみ今年は

少し早めの育苗、収穫を夢見て始動!

 

美味しい!懐かしの記憶を甦らせることも含まれる春一番

あの味はナニモノニモ変えられないのです。

 

本当は畑でこれができるなら野菜の残渣を入れて作ってそのまま堆肥に。

など思惑はあったけど玄関のそばすぎるので残渣無しで試みます。

夏ならこの配合でもあっという間に発酵するけどいかに!

落ち葉12から13リットル

米糠2キロリットルくらい

水2リットル

 

たまゆら自然栽培園』改名したものの

やはりうちは『リトルファームふふふ』だなと

思う今日この頃。。

温床作りは結局家族と小山の商店のたっちゃんの協力でできました。

いつも私の絵空事に付き合ってくれてありがとう。

 

続く。。

 

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放棄地開墾 放棄山 家の周りぐるっと増やす。

 

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竹に侵入されつつ少し入れば雑木林。

バベの木、枇杷の木、たらの木、、、、

たらの木はもちろん残したい。

枇杷の木も染色に、実がなればさらに万歳。

バベの木は西風避けにそれはそれはそこかしこに。。

なので間引く。
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先人の方達が多分持ち込んで筍山にしていたそうな。

子供の頃は筍取りに来ていたと山の持ち主が

幼き日々を少し話してくれましたが、放置20年もすると

山を、家を、道を侵食していく竹の生命力の強い事。

 

筍食べたいし、区画を分けます。

竹林のようにしっかり整備。

なかなか管理の行き届いていない竹山は見かけますが

これだけどこに行っても竹がすぐそばにある生活ならば

一生に一度位竹林を管理できるように

なってもいいのではないか。。。

 

一本切っては一本山から滑らせ運び出し

枝打ちして竹の長さを均等に切り揃えて積んでゆく。

。ひたすら。。。

下に下ろしたいけど下には電柵もあるし人の土地も

絡んでくるので上に引き上げる。

りょうちゃんがチェーンソーに格上げしたので

私の作業は竹引きの他切りやすいちょきちょきハサミも導入。

このハサミは小学校の娘にも竹の枝打ちができる素敵アイテム。

枝打ちが去年より随分楽になった。

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雑木林に侵入した竹を切り出し、

山の方は元にあった道を生かして原木を置くところを確保。

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道は結構広い。

ブランコとかターザンとか作ったりしても良い。

子供が自由に歩ける山にできたらさらに良い。

 

 

ついでに新たに作った改良途中の野良着を来てご機嫌です。

前掛けも手甲も含め、様々な作業があれば

改良の伸び代も増える。

野良着の改良は日常に答えがある。

 

しかし、コロナのせいもあり持ち主との交流、交渉が進まないので一旦動きは保留。

マムシのいない間にできることしておく。
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きのこ山を下からみたところには

5、6年前まで使っていたらしい段々畑。

まん中の平べったいところを草刈機で道を作った。

ここはなんとか笹山から脱出できたけど、

上の段の笹山の中には猪の休み場がありそうな。

足跡が尋常ではない。

微かに風が運んでくる獣臭。ぐぬぬ

昼間でも一人で開墾に行けぬ。

と言ってもここはきのこ山のあとにするであろう開墾地。

ここを奥に歩いていくと上の方に家があり、

抜けると下の畑のニンニク畑が出てくる。

 

なんとか素敵に開墾できたら敷地的な感じになる予定。

ここをぐるっと管理するのも我が家の勤めになる。

一丁前な田舎暮らしな風景予定。

 

東京生まれ東京育ちの私には全てが大きくて膨大。

だけどここに我らの城を築くことができたなら

皆を巻き込んだものの

ここに引っ越してきてよかったなと思える人生のひととき。


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これからこの下も笹山を切り開く。
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こことかはもう何から手をつけるのか。

上からか下からか。

天空のしろラピュタムスカに連れて行かれたシータを

パズーが見つけて樹の根っこ引きちぎって前に進むとこ

みたいだね。とりょーちゃんに行って応援するしかない。

ここは本気で他力本願。

私の七つ道具ではなんの役に立たぬ。


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この道をてくてく歩いて毎日散歩。

田園風景に囲まれなんとも美しい朝が広がる。
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一年目の竹開墾跡。
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笹を倒して畑を広げる。

電柵左側は草刈機ご一度トラクター入れたけど

根っこだらけなので当分根っこ拾い。
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購入するのか 借りるのか。

田舎の土地は買っても借りても実際は微妙なところ。

購入した家の倉庫についていた畑の備品なども

近所の人がこれは前に住んでいた人のものだよね

と言って使っていても勝手に持って行ってしまうことも

あるし、先住人時代はよく遊びに来てたのーと

ぐいぐいおうちにも入ってくる。

好きにしていい。と言われ好きに使っていると

価値観の違いでそらあかんわ!みたいなことも多々

生まれる。

自然栽培、敢行栽培の間もこの微妙なラインを

潜り抜けて行かないとなかなか共存の道は

穏やかに過ごせない。

土地の新参者で土地に縁もなければ親戚もいない我らは

夫婦一致団結し城を築いてゆくしかないのである。

 

そして何より大事なのは土地の方の話に耳を傾けて

よく聞いて、こちらの通らないであろう言い分を納得してもらうために

時間をかけて、草刈り一つないがしろにせず、あそこはしっかりやってるな。

と小さな信頼を一つづつ重ねていくしかないと胸に刻む

春が近しい二月の心意気でした。

 

小さな世界をここに。

 

 

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スペルト小麦栽培 ⑤

 

今日はインタネットで購入したオーガニックスペルト小麦を

焼きながら来年の我が家の収穫を夢見つつ、

今年初のスペルトタイム。

1月4日 農作業

 

11月2日 最初に蒔いたところは発芽はだいぶしていて遠巻きに

見ると一列に並んでいる様子。

 

場所により雑草が大変なことになっていて稲科も混じりやれやれ。

この根元が紫色イネ科はスペルト小麦にあらず。

仏の座、ハコベ、きくか、スギナがそこかしこに

静かに生命を宿している。

今日は中耕と初期除草を兼ねて見回り歩き+ホーぅ☆

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スペルト小麦の足元らへんを狙いつつ歩く。

歩く。の作業。

場所により草くん見当たらず。

 

11月22日 2番目に蒔いたところは綺麗に生え揃っている。

草の勢いもなくたってきた季節柄に蒔いたせいか

周りに草君たちの姿は見られず。

そして乾燥の中佇んでイルヨウス。

ここも明日ホーしよう。

 

最後12月10日 降ろしたところは

雨に恵まれずでしたが暮れにいっぱい降ってくれてようやく発芽した様子。

7歳の娘が根気よくパラパラおろした小麦がにょろりと

顔を出している。

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経過は順調なのか、そうでないのかもわからず。

もう少し発芽してもいいんじゃないの!とも思っているけどまだまだ

わからない淡路冬気候。

 

麦踏の頃合いはいまいち掴めず。

なので自分で試すしかない。

なのでスペルト一番手達の麦踏を一月終わりに決行予定。

 

まだまだ続く。来年の糧となりますように。

 

 

 

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放棄山。竹伐採!山を切り開く!

 

目指せ独立国家!ではなく

目指せきのこ山。

 

私の主食きのこ。

 

2月に入れば畑の準備があるので

1月中に進められるところは進めたい。

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以前牛舎解体した後ろの土地。

地味にゴミを棄て、牛舎跡は基礎だけ。

その後ろの

山の麓に大きなコナラの木があります。

そして中に入るとじわりじわりと

侵略してきている竹竹竹。

そしてこの数メートルの竹林を抜けると

森になるのです。

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昔使ってたであろう道がなんとなく見える。

ここを歩きやすいようにするために、森全体の

麓の整地から始めます。

 

毎年山の恵みとして筍はいただきつつ、

これ以上竹が森を侵略しないように

管理したいが、誰も管理せずとも誰かのもの。

淡路島は一昔前土地バブルが来たそうで

その時皆さんがこぞって土地を切り売り

したそうな。

そして枯れた小さな沼や畳1畳分、とか小さく小さく

土地が分譲されていてここはどこそこの誰さんのとか

ここはあそこの誰さんの親の誰さんの、とか

名前は知ってるけど実在するかわからないとか

そういう土地だらけなのです。

しかし持ち主は分からなくても、そこにあるものは

枯れ木一つ木の実一つ持ち主のもの。

そりゃそうなんです。

放棄しようがどうしようが持ち主の勝手です。

 

島外から来た近所の人は昔、自分ちのそばで木が切り倒されていて、

一年放置されていたし、薪ストーブ用にもらって帰ったところ、

どこからともなく持ち主が来てドロボー!と一年かけて大騒動に

なったそうな。

近所の人は誰のかも分からんし一年も放置してるから

捨てられてるのかと思った。が言い分。

勝手に人のもんに手ェつけたらあかんが地元の人の言い分。

 

ふむふむ。

田舎暮らし全てが参考になります。

と胸に刻み慎重に慎重に事を進めます。

 

そんなおり、この森の木を薪用に全て切り倒したい買い手が

出てきたなんて話を聞いたもんだからそれなりにこちらも動き出したのです。

資産力のある人で山を切り開いて家でも建てられてしまったら

私たちのまったりライフの目の前にお隣さんができてしまう。

双方絵に描いた餅状態が2年続きましたが

竹の侵略勢いはやまず。。

巨木のコナラにはカブトムシもいるけれど、

そう足元には

きっと雀蜂の巣がある予感。。。

りょーちゃんは極寒の季節を待っていた。

生き残っていても女王蜂のみ!

 

ご近所さんにやいのやいのしてもらってとにかく

この森に手を出すことの許しを得て、

山購入という新しいスキルを手にするべく

手続きを開始。

(山購入手続きの巻きはいずれ)

 

さて、まず手がけることは

①巨木のコナラが電線にかかっていること。

②宿建設地の窓と木がぶつかる事。

③雀蜂が毎日うちに来ること。

④極寒時の西風問題。

⑤東の森の麓には絶対猪の住処が。。。

この問題がまず浮上している。

 

①家の敷地内にある電信柱は

電力会社に電話すればずらしてくれると

淡路に来てから知ったので、

一度移動してもらっているので

もう一度頼んで移動してもらう。

 

②コナラの木を枝だけ落とすのか、

切り株にするのか。

雀蜂の巣は土の中。。。

この枝の細い所が原木きのこ用。

太いところはご近所さんの薪ストーブ用。

 

③冬以外大雀蜂が庭を徘徊して回るので

大人もひやひや、子供やいずれきてもらう

お客さんが心配。

 

④西風はそのまま受けると扉が開かない。

引き戸にすれば問題が解決するとは思えない。

 

⑤東側の山の麓に小さな放棄地の笹林の中が怪しい。

ここを切り開くと昔使っていたであろう畑が2枚。

自然栽培にはもってこい。

こちらも我が家の敷地にしたい土地。

管理は大変になるけどなるべく家のそばで

いろんなものを育てていきたい。

家から1キロ以内で事を済ませたい。。。

 

 

 

とりあえずは切って切って切りまくる

木こりな日々が始まりました。

 

続く。

 

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自家栽培のお節料理 菜食主義と子供メニュー

2021年 牛年

始まりました。


自粛、不要不急の外出禁令もあり三ヶ日は

台所かこたつでどっぷり家族と過ごした。


五色で三度目の年明け。


年内は帳尻合わせ的なアクシデントに見舞われ、畑にも行けず

引きこもりの生活をしていたら

クリスマスや師走に向かう気持ちが出遅れて年賀状売切御免に

初遭遇な新春。


世はまさに大緊急事態宣言時代。お家から一歩も出ない作戦は

お手の物。さらに一年で一番馴染みのある節句のお正月。


未だ慣れない小学校のリズムと自分の生活リズムのすり合わせがうまくいっていない私にとっては至福の時となること間違いなし。


一年の畑の集大成!収穫物を使ってお節料理を作ったり、

パン焼いたり酒のアテ作ったり、何より花札の季節がやってきた!


みっちり時間をかけて仕込んできた娘と息子との対決が待っている。

オセロやジャンケンで頭角を表し始めてる娘はもう油断ならず。

そもそも私は下手のよこ好きなのだから。。ふふふ。


2018リトルファーム ふふふ から屋号たまゆらに昇名させて 

まずは2021のお節の始まりは今年も変わらずのお品達。

この時ばかりは水のない畑の為里芋やレンコンの収穫が無いことが残念。。。

や、根菜は諦めろと言われ続けた土地での牛蒡と人参の家族分美味しく収穫ラインをとりあえず突破したー!や、小さなことから大きなことまで衣食住に関わることを手の平で感じ続けて、学び続けて行きたい。

根を張って小さな世界をここに。。。(三年前のリトルファーム ふふふのコンセプト)


という気持ちは色褪せることなく

今年も出発したいと思います。


抽象的かつ外の世界とはつながりにくく百姓の道を歩き進む私の小さな世界ですが

何かご縁が結ばれた時はどうぞ宜しくお願いします。


2021お節料理。子供メニュー



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子供味、大人味みたいなものは我が家には存在しない。

菜食主義を続け、主人は肉派と最近知り、子等は離乳食はとっくに終わり、保育園でチョコデビュしてたり

小学校一年生の給食メニューが淡路牛だったり誰に照準を合わせることもできぬが現状です。

小さな畑で一年野菜を作り続け、毎日の食卓と向き合うと結局野菜が美味しければなんでも食べる!が

見たままの感想。

 

ここぞとばかりにお正月という名目で

少々の小魚があるくらいの野菜的生活を強行できちゃう数日間。

この時ばかりは食卓にお肉が出ないのでみんなの舌が私の

舌と感覚が共有できそうな数日間。

シンプルに、見目美しく、飽きの来ない料理を作り続けるべく本領発揮なるか!

久々の大寒波でこたつから出ることができなかった場合の食料確保も含めて臨みましたょ。


自家採種し続けて今年やっと大量収穫の叶った信州地大根

子等が種おろしして間引き収穫まで手がけ大好物のなますに至る。

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人参はフラッキー種。冬にて小さいがまずまずの出来。

2ヶ月分は確保。なます。筑前煮。お雑煮。松前漬けなど影の立役者。

炊くよりなますや松前漬けでの役どころは素晴らしかった。

栽培継続決定子ちゃん\誕生☆


金時さんも鳴門金時と紅あずまの二色仕立て。

これも草引き以外は栽培全てに戦力として参加している彼らの

すりこぎへの思いは熱い!


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味見という名のつまみ食いへの情熱はさらに熱い。


いつも竹串ほどしか育てられなかった牛蒡も喜びの収穫。

たたき牛蒡デビュー。筑前煮でも活躍しました。



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忘れたのか諦めたのかも思い出せない時の椎茸大豊作やら

毎年少量確保していたが今年からレギュラー落ちの黒千石大豆の黒豆さん、春に収穫した筍保存技術、、力およばず購入した蒟蒻や小魚や昆布などもニュルニュル手作業。

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昆布巻き巻き
畑のみならずお料理も共有してくれる子供達。


大人のアテ、頂物の新物のお海苔

実家の母からエイヒレのお餅や

果物やらの差し入れも届き台所が潤っている。


生まれた時からの定番梅ジュース子供お屠蘇。


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わくわく。


今年の初挑戦は去年から島の人にリサーチしまくった白味噌雑煮。

京都の白味噌文化とは使い方が全く違う!


畑の根菜ありったけ入れて白味噌!か冷蔵庫にあるものなんでも!という声も。仕上げは細長い糸のようなアオサをどっぷり。


東京の実家の我が家のお雑煮は根菜やら葉物、母頑張ったら絹さやナルト的な吸い物で角切りもちを焼いた後、吸い物の中に入れくつくつ煮てトロトロになったお餅を食す!。でりょーちゃんとこの赤味噌文化の名古屋実家の雑炊は聞いた話だと小松菜オンリーのお吸い物だったそうな。

白味噌雑煮は京都からでやがて9年め。

夫婦ともども白味噌味的には随分と馴染んできたように思う。


お節料理事態がいろんな味のいろんな素材がいっぱいだから

雑煮は舌の帰る場所。

シンプルが良いように思えてきた9年目の白味噌


我が家の人参、大根、椎茸で白味噌を作りアオサで完成。


子供達はどこまでお餅に馴染めるだろうか。


年末頂いたゆず、冷凍しておいた柚皮で油酢味噌。

初めて知ったままかり味醂干し。

りょーちゃんの当てを作って花札勝負。


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ふむふむ。などして早くも元旦がすぎ


ゴロゴロ。

 

パパ手品デビュー。ぷぷ。

相手は小学生と年中さん。小細工は通用しない。

けん玉や凧揚げ、トランプ、本気オセロ大会、

他カードゲームテーブルゲームござれ、

二日目が過ぎ、


ゴロゴロ


凧揚げに畑に出たり、


プロジェクターで今年初の映画鑑賞!選別ミスで15分で悶絶恐怖で打ち切り。

ドラえもんに打ち直して平和な映画鑑賞。

ゴロゴロ、

花札最終決戦!


ゴロゴロ


パン焼いたり、パイ焼いたり、しているうちに三ヶ日が過ぎた。

娘はイソベモチ二個は完食できるようになり、


息子は顎が疲れたゼェと言いつつお餅半個達成の幕開け。


早いような今か今かと待ち望みしたい作業でいっぱいの畑のお野菜さん達。


りょータと娘は早朝散歩開始。

私と息子も畑周り開始。

 


冬は竹や森の整備にあたる。


現在は久々放棄地開拓開墾中。!。!


12月からリョータが倒れず動けるようになった。ミラクルな動きが続いている様子。早寝早起きして整備と開墾に時間と体力を費やしている。


今年もさらに大きなシャボン玉が膨らむ予感。


大きな根を張ってここに。。。


どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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スペルト小麦栽培 ④

12月4日

まだまだ種は残ってる。

土もある。

さて、三角ほーと鍬持って大地を眺めてみる。

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畑の歩ける所を組まなく歩いて様子見たり妄想したりしていると

こんなに大きな石を見つけます。
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山を切り開いて田んぼにしたのだとか。

なので石を半世紀前に埋めたらしく

ゴロゴロこういう石が出てきます。

ラクター壊れちゃうんじゃにゃいかと毎回ヒヤヒヤ。
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今日は小さな恋人も手伝うっと言ってくれるのでむふむふ

保育園お休みの電話。

一緒に入れるのは今のうち。そして手二つ確保。

小さくても大きな石見つけたーと叫ぶと畑のどこからともなく

飛んできて運び出してくれるのです。

ふふふのふ。
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下準備したもののゴロゴロすぎて植えられず。

りょーちゃん設定変えてもう一度トラクター。

そして日は過ぎ平日も過ぎ次の週末。

 

一人でスペルト小麦栽培の種おろしフィナーレを迎えるのかと

思いきや、息子発熱。

まだ小さいのでそばにいてとのお達し。

母は看病という名の横ライフが決定した。

 

12月10日、12月11日娘とりょーちゃんが二人でえっちらおっちら。

娘はたまに叱られつつ、1箇所に撒きすぎたり撒かないで次の列に行ったり

遠巻きに見てもすったもんだだけどなんとか終了。

 

途中近所で今年からむぎを始める友人が菜々子いう機会であっという間に

こむぎまきを終わらせていたけどやはり手でタネを下ろしていく

この工程はやめられない。

とはいうものの来年自家採種して規模を増やしていくならそうも言っていられない。

とにかくスタート地点にようやく立つことのできた2020年冬。でした。

 

発芽の状態はどうだろうか。

12月24日ようやく雨が降った。

11日に撒いたところは未だ発芽の様子は見られず。

外は鳥の鳴き声が尋常ではない。

りょーちゃんが覗いてみると畑から鳥がブワーと羽ばたいたそうな。

みなさんこの冬の古代小麦は美味かろう美味かろう。

11月22日降ろしたところ

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11月6日降ろしたところ
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麦踏はまだな様子。

栽培記録はまだまだ続く。

 

 

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